業務分析が出来るという人

投票:Javaでは食えなくなる?

Java 技術者が過剰気味で飽和しつつあり、案件が減少方向か?という話。

直接この話とは関係ないですが、コメントで出ていた意見に関連して。
ま、いつものように、いわゆる上流工程からオブジェクト指向設計あたりの出来る人については今でも不足してるんだ、という話になってるんですが、私の経験上は、その数少ない「分析/設計者」にも、きちんと出来る人はさらに一握りしかいないようです^^;。
特に「分析」ですね。そもそも営業〜プロジェクト始動までの間に行われることがプロジェクトの明暗を分けるはずなんですが、そこで動員されている方たちが、数少ない「分析の出来る人」じゃなかったりします。

どういうことかというと、顧客要求のヒアリングがたくさんされるのですが、それが単に QA 一覧みたいな資料としてでん、と出来てくるだけで、要求の元となる目的まで聞き出せていない事が多いんですね。

顧客からどんどん追加される要求も、分析せずにどうやって実現するかという話ばかりがされてしまったり。
とにかく要求された事が何故?何のために必要か?をきっちり分析して、それを顧客側にも伝えないと、恣意的な追加要求の連続は避けられない結末になる、と。

まぁ、自分が出来るかというとあんまりにも大規模だとそもそも受けないので、そういう業務の分析を命じられる人はつくづく可哀想だわ^^;;。だいたい既存の運用自体も分析なんてされてないんだから余計可哀想…。

この辺は Java と無関係な業務分析の話だけど、その後の設計段階にいっても同じことが起こるのは、もう必然だったり。
で、その上末端の Java プログラマのレベルはリンク先のとおりな訳で。

ま、余談でしたにゃ^^;。