何が目的か

かざきり羽というキーワードが大人気らしい。
なぜ大人気かというと、言及していたサイトがどんどん消滅しているから、だそうで、ネタで隠している人も多数。

この問題自体は以前数回ちら見していたのですが、「検証サイト」の側が、それを本来見せたいと考えられる対象よりも興味本位の人ばかり呼び込むような形で話題を広め、風評被害を与えた、という印象。ほんと普通なら気にもとめないだろうと思うようなことを一所懸命あげつらってたケースも多数ありましたし。もちろん「検証サイト」で書かれていた指摘で正しいこともあり、件の人が謝罪すべきだった点も大いにあるんですが。そして、謝罪するべき点について考えず、批判を丸ごと荒らしとして対応したことが結局問題ではあるのですが。でも本質以外の部分についての叩きは名誉毀損だから、どっちもどっち。特に叩いていた側の反応が叩かれていた側と同じ様相になって来ていて、人に誠実を説くにはあまりにも浅はかな人間が多いという感想。

で、そんなこととは関係なしに、「お知らせ」と書かれたページにあった「荒らしとは」という文章を見て、すごくよくできていると思った…のですが、今見たらトップページからの辿り方がわかんないや-_-。

そこには「計画的荒らしは一見正当そうな主張をしていても、事態の改善を望むのではなく他人をあげつらうことが目的化している」といった節が。第三者の目に入るところで批判することって、常にそういう結果を招く恐れがあって、そうなってしまった場合の責任について意識しないといけないのですが、現在、人はメールよりも掲示板(今なら自分の blog)などでコメントすることを望む傾向がある。この傾向はいろいろな要因があると思っていて、分析したいなぁと思ってたりもしますが、分析してもあんまり自分の役に立ちそうな気がしないので、してない^^;。あぁ、でもフィードバック UI を考える上では重要なんだよな…。
鍵は、自己顕示欲/プライバシー/手間/相手へのプレッシャー/相手の手間といったあたりか。

あと、同ページには、「一時的な感情的発言が延々とさらされ続けた」とも書かれていましたが、そこについてはちゃんと撤回なり謝罪なりすれば引いてもらえたんじゃないかなぁとか思うけど、そっち方面についてはこれ以上は触れないでおこう。

再度「人に誠実を説くにはあまりにも浅はかな人間が多い」
もちろん、コンテキストを跨って誠実さを保つのは難しいけれど、せめて他人の誠実さについて触れる場合だけでも誠実さを保ちたいものです。

メイン日記に書くようなネタだったけど、まぁそっちに妙な危害が及んでもなので、こっちに^^;。